押尾コータローさんとのクリスマス・ライヴを終えた後は、26、27日と葉加瀬太郎さんのツアー・ファイナルにゲスト参加です。すでに東京追加公演でもご一緒させて頂きましたが、このファイナルは、今秋始まった葉加瀬さんのジャパン・ツアー全41公演(後で伺ったところ、41はご自分の年齢にちなんだ数字なのだそう。ステージ上でもネタにしていましたが、葉加瀬さん、押尾さん、柏木さんのお三方は同年齢です)の千秋楽でもあります。しかも大阪は葉加瀬さんの地元。こうなれば、盛り上がりは必至です。
26日。会場入りの前に、ジェイク、Kazy、Takさん、J美、そしてJ子の5人は、揃ってランチに出かけました。グルテンフリー生活のジェイクが食べられるものは、かなり限られます。しかもランチとなるとディナーよりさらにハードルが高くなります。なぜなら、大抵のお店は、ランチタイム=ランチ・セット・メニューに限定されるからです。でも、そんな中で見つけたのが、自然派インド料理。カレーには小麦粉を使用しておらず、しかも使用されている野菜はオーガニック。これならジェイクにも食べられます。めでたしめでたし。食後,レストランと同じビルにある洋服屋さんを覗きたいというジェイク。けれど、もうそれほど時間はありません。「2分だけだよ」とJ美とJ子に言われ、「じゃ、後で!」とさっさとお店へ走って行くジェイク。私たちが店に到着した時には、すでにレジでお会計中。「えぇーっ!!! 本当に2分で買い物したの?」「はい」。ステージで着用する白いシャツをお買い上げ。「パーフェクトなサイズだったよ」とケロリ。一体、どんな早業なんでしょうか。
会場に入りをして開演までの時間は、サウンド・チェックとリハーサル以外、わりと自由に過ごせます。ジェイクは、KazyやTAKさんのウクレレ練習につきあったりしながら、リラックスした時間を過ごしています。途中、押尾さんとの対談形式インタビューも行なわれました(お互いのファンクラブ会報用です)。
2日目には、演奏ウクレレに加え、今回ハワイから修理の為に持参したウクレレと、もう1本、何を隠そう東京で衝動買いしたウクレレを併せた計3本のウクレレ楽屋に持ち込んで、ジェイク、Kazy、TAKさんの3人でセッション三昧。しかも演奏しているのは、出来上がったばかりの新曲です。そうそう、今回ジェイクが購入したのは、以前から欲しいと思っていたマーティンのソプラノ・ウクレレ。中古ですが、それはそれは奇麗な音色を奏でます。このおニューのウクレレで、着々と曲作りを進めているのでした。
本番のプログラムは東京公演と変わりません。が、やはり最終日の27日は、なんとなくバックステージも落ち着かない感じです。葉加瀬さんや柏木さんは、東京からご家族も応援にみえています。子供の声がするバックステージは、千秋楽独特の緊張感を和らげてくれるようで、ホッとします。地方から駆けつけて来るプロモーターさんも少なくなく、中にはジェイクもお世話になっている方が数名いらっしゃって、思いがけない再会を喜びあったのでした。
葉加瀬さんにとっても千秋楽なら、ジェイクにとっても2009年の最後となる今日のライヴ。最後くらいはと、J子は客席に回ってジェイクのステージを観ることにしました。壮大なステージ・セット、エモーショナルな演奏にマッチした美しい照明。うわぁ、といち観客になって感動です。葉加瀬さんのユーモラスなトークが一段落したところで、ジェイクが呼び込まれます。「これで今年は終わりなんだなぁ」としみじみするJ子。「アヴェ・マリア」が、染みます。さっきまで「ステージの上で『儲かりまっかー』って言ってもいい?」なんて、本気とも嘘ともとれないことを言ってたジェイク。ちょっとハラハラしましたが、回避されました(笑)。そんなこと言ったら、雰囲気ぶち壊しですもんね。
第二部の出番までを、楽屋で過ごすジェイク。いつものように出演20分前くらいになると、ウォームアップよろしく練習に没頭します。それは今日も変わらず。特別な日でも特別なことはしません。いつもと同じ、それがリラックスの秘訣なのかもしれませんね。黒ずくめの衣装から、白いシャツ&ベストに着替えて準備はOK。葉加瀬さんはもちろん、押尾さんもジェイクも、バンドのみなさんも、最終日にふさわしい熱のこもった演奏を繰り広げます。客席の後方はじから見ていたJ子も、自然に身体がリズムを取ります。スタンディングオベーションに送られて、ショウは幕を閉じました。アンコールは、葉加瀬さんが少年時代に大好きだったという「シルクロードのテーマ」。同世代のJ子にとっても懐かしい曲ですが、今改めてこうして聴くと、つくづく素晴らしい曲であることを痛感します。演奏後、再び全員での挨拶があり、本当の本当にショウは終わりました。
バックステージには何とも言えない高揚感が漂っています。ジェイクのツアーでもそうですが、千秋楽にある達成感と寂しい感がごちゃまぜになった空気は、なんともうまく説明がつきません。帰りたい、でも、帰りたくない、みたいな(!?)。
出演者、スタッフ、各地プロモーターさん等が集合して開催された打ち上げは、大忘年会の様相。サプライズで島木譲二が登場して、パチパチパンチとポコポコヘッドを披露する一幕も。これには、みんな大受けでしたが、ジェイクだけがポカーン。通訳するJ美も大変です。通訳のしようがありませんからねー。「なんで、上半身脱いで自分を叩くの?」と聞かれても…困りますのよ、ジェイクさん。葉加瀬さんが、ポコポコヘッドをやるのを心配そうに見ている表情が印象的でした(笑)。そんなジェイクですが、翌日、何かと言えばパチパチパンチを真似していたことは、言うまでもありません。あぁ。
28日は、昼過ぎに大阪のホテルを出発。新幹線で東京駅まで行き、東京駅から車で成田まで。そしてハワイへ飛び立ちます。新幹線の中では、大阪公演中にみなさんから頂いたファンレターに目を通しながら、「次に日本に来るのはいつになるかなぁ」なんて言っています。頭の中は、1月からスタートするレコーディングのことで埋まり始めています。J子が知るだけでも、今回の来日中に3曲の新曲が完成しています。今回のレコーディングでは色々なことにチャレンジしたいと張り切っています。その結果が皆様に届くまでには、まだしばらく時間がかかりますが、どうぞ期待して待っていてくださいね!!
それではみなさん、2009年もお世話になりました。よいお年をお迎えください。
jklub会員のみなさん、ジェイクからの年賀状は、2010年1月7日までにはお手元に届くと思います。