長いようであっという間に終わった2か月でした。pic by sencame |
10月17日(土)遂にこの日がやって来ました。 Music Is Good Medicine、日本のツアー、2009、最終日です。東京駅から新幹線に乗ったジェイク、K女史、C嬢に、品川から合流したJ子。「おはよー!」「おはよー!!」調子はどう?と聞くまでもなく、元気そうなジェイク。やたらと手が動いているのは、頭の中でドラムを叩いているから(笑)。「打ち上げの前にファイナルよろしくねー」とK女史に言われて,苦笑いです。「あ、そういえば」とK女史、「ジェイク、最終公演はカンペもなしでやるって言ってなかったっけ??」こういう時、“しかと”を覚えてしまったジェイク、あさっての方を見て、しかと〜〜。こらこら。でもまぁ、あると便利なカンペはあってもいいでしょう。
新幹線の中ではやらねばならないことがあります。そうです、名前のない曲に名前をつけてあげなければ。昨日から、届いたメールを1通ずつ吟味し始めたジェイク。候補は3つほど挙がっています。残り200通くらいをここでチェックして、最終決定を下さなくてはなりません。すべてのメールを読み終えて一次選考に残ったのは「Rush」「Change」「Sparkle!」「TAIYO(オリジナルの応募は「たいよう」でした)」で、最終選考は「Sparkle!」と「TAIYO」の一騎打ちとなりました。そして決まったのが、「TAIYO」です。シンプルな言葉の中に、力強さや勢いやポジティヴィティを感じさせる、とてもいいタイトルですよね。このタイトルを送ってくれたのは、広島在住のサトウココミさん。なんと彼女は、昨年のツアーで、ジェイクから「広島袋」をもらった女の子だったのです。ウクレレ教室に通う8歳の可愛い女の子です。おめでとうございました!!
新神戸駅前に到着すると、コヤナギィさんやキョードー大阪のタシロさんが出迎えてくれました。コヤナギィさんからTAKさんへと世代交代しているツアー・マネージャーですが、今日のファイナルばかりはコヤナギィさんも駆けつけてくれました。
会場入りし、制作チームと言葉を交わし、徐々にファイナルへ向けて気合いを高めて行くジェイク…かと思ったら、スタッフの楽屋でコヤナギィさんと打ち上げの練習です(苦笑)。それだけリラックスしている、ということなので、これはこれでよし!ということにしておきましょう。サウンド・チェック中にも、バックステージにはゲストの方がいらしてくれました。大阪のお父さんこと宇野さん(MBS)や、押尾コータローさん等のギター・テクニシャンを務めるモリタさん、各地プロモーターさんなどなど。徐々に、スペシャル感が漂い始めました。
会場で販売する書籍に入れるサインも、今日は、「 Final!」をアピールです。
サウンド・チェックが終わり、スタッフ全員での最終確認。物販テーブルが忙しいとパスしてしまうことも多いJ子ですが、今日は最後なので参加します。いよいよ、今日で最後です。みんなの表情も一段と引き締まって見えます。ファイナルということで、ジェイクはちょっとしたイタズラも考えています。そして、そんなジェイクには内緒で制作チームも「お楽しみ」を企てています。
いつもの通り「 Let's Dance」で幕を開けたステージ。すでにエンジン全開気味のジェイク。演奏を終えると「おまたせしました〜!」「まいど、おおきにぃ〜」。そして「今日が最後のライヴです。だから、ちょっとキンチョー。さみしー、かなしー」と、知っている日本語を駆使してご挨拶です。この後は、昔に戻ってのコーナー。アロハシャツにメガネのジェイクが登場です。が!! 現れたのは、“鼻メガネ”をかけたジェイク。しかも、それがちゃんとスクリーンに大映しされました(笑)。でもって言うのです「ボクは超まじめでーす」。とはいえ、さすがに鼻メガネをかけたまま演奏するわけでは、ありません。いつものメガネにかけかえて、「 Sunday Morning」「Crosscurrent」「Me & Shirley T.」の3曲をバックトラックと共に軽快に聴かせてくれました。
「Help!」と「ノルウェーの森」とビートルズ・ナンバーを続けた後は、映画『サイドウェイズ』から2曲。終わると「映画、よろしくお願いします」のコメントも忘れないジェイクです。
『ボクはギターを弾くことも大好きです。次の2曲はギターで弾いてみたいと思います。1曲目は〜」までは、いつもと同じ。でも、その後は、違います。「ニュー・ソングのタイトルが決まりました。jklubメンバーのサトウココミさんがつけてくれました。『TAIYO(太陽)』です。ありがとう、サトウさん!!」。スクリーンにも曲のタイトルが映されました。ギターを弾く姿も、すっかりサマになったジェイク。でも「ギター、重過ぎる」のは、変わりません(苦笑)。
「Annon」は、「平和の曲です。みなさんに捧げます」とつっかえながら話した後で、「わかってくださーい」。大丈夫です。みなさん分かってくれていますから。それが証拠に大きな拍手が起きたではありませんか。今日の「Annon」、いつにも増して、たおやかな中に強い意志を感じさせる出来映えだったように感じたJ子でした。
「Piano Forte」後のMCでは、次に演奏する新曲を紹介します。「次の曲、まだタイトルはありません。ボクは日本の音楽みんな好き。めっちゃ好きやねん! 曲を書く時には、日本の曲からもインスピレーションをもらいます。1番好きな日本の曲は、『マツケンサンバ』です。松平健さん、本当に、好き。ボクが子供の頃、いつも『暴れん坊将軍』観てました。おばあちゃんと一緒に。シンさん、め組、ファイアーマン」で、肝心の新曲は「“ハッピー・ラヴ・ソング”っぽいんです」って。ぽい、って何だよ?と思わず突っ込みたくなりますね(笑)。
「Close To You」では、満員の会場(あ、お伝えするのが遅くなりましたが、お陰サマでソールドアウトでした!)がひとつになって合唱です。「3階さま!」「2階さま!!」「1階さま!!!」と歌うことを促したジェイク、合唱の出来に大満足したようで、「Yes!!」を連発しながら、「トリ、トリ」と言って腕をなでています。ははん、どうやら「鳥肌」と言いたいんですね。「トリ、トリ」…(笑)。
人間の鼓動をイメージした「Heartbeat」、エフェクターの効果もあり、本当にカッコいい仕上がりのこの曲。緊張感も漂って、ラストに向けて会場の空気をキリリと引き締めてくれます。
ウクレレにカメラを装着してプレイする「 5 Dollars Unleaded」。「ボクは初めてのライヴCDをリリースしました。タイトルは、難しい〜。『LIVE』です」。難しくないタイトルを難しいというのが、ジェイク流のジョーク。わかってください。そして、曲の解説です。「この曲は3つのパートに別れています」。「ひとつめのパートは〜」「ふたつめのパートは〜」「3日目のパートは〜」おやっ? 自分でも、何かが違うと気づきました。お客さんから「3日目じゃなくて、3つめだよ」と教えてもらって一件落着。
「Orange World〜Wes On Four」のメドレーを聴きながら、物販テーブルの準備に戻ったJ子、レポートできなくてごめんなさい。
そしてJ子が会場内に戻ったのは、ジェイクがひとりでラップを始めようとしていた頃。隣に立っていたKazyと顔を見合わせて「何するつもりだろう!?」と期待と心配を半々に抱いていたところ、飛び出したのは、アレでした。お得意の「エンモタケナワデハゴザイマスガ、ソロソロ、ソロソロ」。いつの間にか、芸がヴァージョン・アップしてる!!! 笑いが止まりませんでした。
「Ichigo Ichie」も終わろうかという頃。制作チームが作った横断幕が、客席後方に掲げられます。ジェイクから見えるように。「Ichigo Ichie」が終わると同時に、横断幕が。なぜかパイナップル頭をしたジェイクの絵を描いたのは、通訳C嬢です。ステージから横断幕を見たジェイク「すごーーーーい!」。そこから雪崩のように「フラガール」に突入です。この「Ichigo Ichie」から「フラガール」への流れ、J子は大好きでした。
鳴り止まない拍手。歓声。ジェイクもお客さんも去り難い気持ちでいっぱいなのです。だから! もう1曲!! 伝家の宝刀「Crazy G」の登場です。台風と闘いながら実施された宮崎公演以来、今ツアー2回目。これにはお客さんも大喜びです。J子は、物販テーブルで聴いていたのでジェイクの姿は見えませんでしたが、さぞかし盛上がっていたことでしょう。
終演後,ライヴ・ハウスで開かれた打ち上げも、もちろん、大盛況&大盛り上がりでした。ツアーを振り返るビデオ上映。フッキーさん、忙しい中での編集大変だったことでしょう。各地プロモーターさんのコメントや、チームの日常が収められたビデオには、制作チームが横断幕を制作するシーンもありました。ジェイク、夢中になって観ています。フッキーさんがギターを弾きC嬢が歌った「 Wish On My Star」、ジョニー・コジマのカラオケ18番「2億4千万の瞳」(!!)、コヤナギィさん、TAKサン、Kazy、ジェイク、Charie(Sony Music Publishing)による「Here,There and Everywhere」の出来は……ご想像にお任せします。何事も、成功は、練習の積み重ねの先にあるものですから、ね。来年に期待しましょう。K女史が歌い、C嬢が踊る「フラガール」もあったのですが、これまたKazyのQ出しタイミングが早過ぎたりで、グダグダ。でも、このグダグダした感じもまた、我がジェイク・チームらしくていいかもしれません。J子は何をしたかって? 毎日100枚以上撮影した写真から、Staff Roomには掲載できないような写真ばかりを集めて(!!)制作チームに提供し、スライドショウにしてもらいました。スライドショウのタイトルは「容赦なし!」。容赦なく、恥ずかしい写真を大公開しましたですよ。
「今年のツアー、1番楽しかった」というジェイクの言葉や、ひとりひとりへの労いの言葉を聞いていると、これで終わりなんだ、という実感がほんの少しずつではありますが、沸いてきます。さみしーなー。
打ち上げ後、一旦はホテルに戻りましたが、そこからまたもや居酒屋へ。二次会のはじまりはじまりー。しかもこの二次会、終電のある人以外は全員参加となりまして、午前2時過ぎまで宴は続いたのでした。
途中、ジェイクがハワイに帰ったり、フランスへ行ったりもしましたが、8月中旬から2ヶ月余に渡って行なわれた「日本のツアー」も、これで終了です。今回、始めてジェイクのライヴをご覧頂いた方もいれば、数カ所に足を運んで頂いた方もいらっしゃいます。みなさん、本当にありがとうございました。厳しいスケジュールの中、日本語の勉強にもがんばったジェイクに、今一度、この場を借りて「お疲れサマでした」を言わせてください。そして、またみなさんとお会いできる日を楽しみにしております。
…と書きながら、このファイナル翌日に行なわれたjklubイヴェント@大阪、の模様も近日中にお伝えします(当日撮影をしてくださったカメラマンさんからの写真が届き次第、更新させて頂きます)。