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2008年02月14日
脱“新米”宣言! J美のアメリカ大陸東奔西走
今回の西海岸ツアー最後は、バンドと一緒!

初のコンサートなのに息もぴったり!
初のコンサートなのに息もぴったり!
8日。昨日は夜遅くショウが終わったこともあり、目が覚めたのはお昼近く。カーテンを開けると、ピッカーンと良い天気です。お昼にサンディゴを出発し、LA近郊のRolling Hills Estateへと向かいます。今回は、J美が運転をする約2時間半の旅に出発です。海沿いを真っすぐと北上します。途中から車の数が徐々に増え、前方上空が排気ガスでくすんでいるのが分かります。これを見て「あぁ、もうすぐLAに到着だな」と確信するのです。

今日はホテルへは寄らず、今夜の会場であるHarlyne J. Norris Pavilionへ向かいます。というのも、今日はAsia America Symphony Associationが主催するコンサート・シリーズにトリオで参加する事になっていて、他のミュージシャンとのリハーサルが待っているからです。オープニング・アクトのミュージシャンが演奏するのに飛び入り参加したことはあるけれど、ショウの始まりから誰かとステージにあがるなんて珍しいこと。しかも、リハーサル時間はたった2時間と限られているから、心配な気持ちになります。

午後8時から始まるコンサートですが、午後6時頃には少しでも良い席を取ろうと多くの人達が列を作り始めました。とてもうれしいことに今夜も満席。さらには、チケットのキャンセル待ちの方達も多くいるとのこと。そして、観客の中にはJklubメンバーの方の姿も。遠いアメリカ本土でもメンバーの方に会えるというのは、私達も心の励みになるのですよね。ありがとうございます!

今夜のバンド・メンバーは、ピアニストでもあり、このコンサート・シリーズの音楽ディレクターでもあるDavid Benoit、ベーシストのDavid Hughes、そしてドラム奏者のJeff Olson で構成されています。まずは、ジェイクを除いて3人によるオープニング曲が演奏されます。そして、ジェイクがソロでステージにあがり数曲披露。続いて、ピアニストDavid B.とジェイクによる『Misty』の演奏です。ウクレレのメロディとピアノの伴奏が美しく調和された、それはそれは素晴らしいパフォーマンスでした。その後は、4人全員での演奏が続きます。そして休憩を挟み、2セット目が開始され、同じような流れでジェイクのソロに続きバンド演奏が披露されました。

全てのショウの後には、全員総立ちのスタンディング・オヴェーション! 会場側が用意したVIP用のレセプションでは、サインを求める長い長〜い列が続いた事は言うまでもありません。ホテルに着いたのも午前1時をすでにまわっていました。今日でこのツアーは終了します。J美は明日ホノルルへ帰ることができますが、ジェイクとK女史はこのままLAに残り、大切なプライヴェイト・イヴェントに参加してから戻るとのこと。

ホノルルへ戻った後も、13日にはまたマウイでのプライヴェイト・イヴェント、そしてその後は東海岸ツアーへと旅立ってしまうジェイク。ちょっと風邪気味なのが心配ですが、その後には日本ツアーが待っています! ここが踏ん張りどころなのです!


マジです...。
マジです...。
今夜のバンドメンバー(左から):David Hughes (Bass), David Benoit (Piano), Jake, & Jeff (Drums)
今夜のバンドメンバー(左から):David Hughes (Bass), David Benoit (Piano), Jake, & Jeff (Drums)


2008年02月11日
脱“新米”宣言! J美のアメリカ大陸東奔西走
サンディエゴにて元気復活!

サンディエゴに向かい空港にて。
サンディエゴに向かい空港にて。
昨夜はライヴを終えてホテルに戻ったのが午前0時。そして、今朝は午前10時のフライトのため早起きをしなくてはなりませんでした。ジェイク、K女史もカナリお疲れの様子。飛行機に乗るとすぐに私達は眠りに入ります。

サンディエゴに到着したのは正午過ぎ。空港を出ると、そこはまるで別世界! 太陽の光がサンサンと降り注ぎ、半袖でも過ごせそうなとても心地よい気候です。私達は口を揃えて、「キモチイイー!!」と大喜び。風邪をひいている事もすっかり忘れて、ジェイクもジャケットを脱ぎ捨て、すっかりTシャツ姿です。太陽のありがたみってこういう時じゃないと分からないものですね。さらに、ハワイに住んでいると、天気がよいのが当たり前って思っている自分がいたことに気づかされるのです。

気分も絶好調の私達は、ホテルへ向かう前のお決まりコース。ホール・フーズ、サンディエゴ店へ、ランチをしに向かいます。ジェイクもTシャツ姿で店内を模索し、デリ・コーナーでスープに、サンドウィッチ、青菜、玄米を買っています。「いいやぁ、まだまだ食べられそうな気がするよ!」だなんて、だいぶ元気も戻って来たみたい。全て食べ尽くして、最後にSynergyのKombuchaというピンクの色をした飲み物を飲んでいます。たまにジェイクが口にするこの飲み物、約0.5%と、とっても少ないアルコール分が入っているのですが、これを飲み干すとジェイクの顔はだんだんと赤くなり始めるのです。そして、「ヨッパラちゃった!」と真っ赤な顔をしながら、やけに口数が多くなりだします。「あれだけの少量のアルコール分でここまでになる人もなかなかいないよね」と、K女史とJ美ちょっと呆れ気味。

そして、ホテルへの道中はちょっとホロ酔い気分のジェイクのわざと音をはずしたウクレレ・アレンジ曲の数々を聞かされるのです。しかも、聴かせる本人もわざとやっているから、かなりうれしそう。

ホテルで休憩を取った後、サウンド・チェックへ向かい、K女史と私はCD販売の準備を始めます。今夜は、ダウンタウンにあるまだオープンして間もないAnthologyという、レストラン&バー・スタイルのとてもキレイな会場。1階正面にステージ、そしてその真後ろには巨大スクリーンが取り付けられ、3階まで続く各フロアに中ぐらいのスクリーンが設置され、ジェイクの演奏を真近で見られるようになっています。これまでツアーでは色々な会場へ向かいましたが、どの会場も観客が楽しんで演奏を観られるようにと、とても設備に工夫がされているのだなぁ、と感心させられるのです。

今夜は、2回の演奏予定。まず、午後7時半からのライヴはソールド・アウト。観客がディナーを終えた頃ジェイクはステージに上がり、『Let’s Dance』を演奏。続いて、『Dragon』、『 Me & Shirley T.』とユニークな演奏テクニックを見せる曲が続く間、観客の視線がジェイクから離れる事はありません。『While My Guitar Gently Weeps』のイントロ部分では、「アンビリーバブル...(信じられない)」と首を横に振りながら思わず笑いだす中年男性。『Wes On Four』では、盛り上がりが最高潮に達しようとしている時、観客もその勢いに引き込まれるかのように見入っています。そして、ジェイクが、パッと演奏を止めるエンディング部分で、やっと我に返ったような素振りをし、その後は「WOWOWOWOWOW!!!!」の連発。ジェイクのトークも面白く盛り上がり、サインを求める長い列がなかなか途絶えず、2セット目は午後10時ととても遅いスタートとなったのです。

2セット目も満員とはいかないまでもたくさんの方が来場、中には1セット目から引き続き残る人の姿も。全てを終えホテルへ戻ったのは午前1時を廻っていました。明日はカリフォルニア州を北上してLA近辺のローリング・ストーン・エステイトへ向かいます。

残るは、あと1ショウ! がんばっていくぞ〜!!

イエェ〜イ!やってきました、サンディエゴ!
イエェ〜イ!やってきました、サンディエゴ!
今夜の会場は、なんと3階立てのレストラン!
今夜の会場は、なんと3階立てのレストラン!
大盛り上がりの会場!!2階席からジェイクを眺めるとこんな感じ。
大盛り上がりの会場!!2階席からジェイクを眺めるとこんな感じ。


2008年02月09日
脱“新米”宣言! J美のアメリカ大陸東奔西走
今年もポートランドは雨でした...。

寒いぞ〜ポートランド!
寒いぞ〜ポートランド!
「どんな旅になるのか楽しみで〜す!」なんて言ってみたものの、次の日の夜に体調を崩してダウンしてしまった私。残念ながらシアトルで行なわれたコンサートには、残念ながら顔を出すことが出来ない結果に。申し訳ございませんが、レポートも書くことが出来ません。K女史のお話によると、1晩に2回行われたショウの1セット目はソールド・アウトで、とても大盛況だったとのことです。

翌日、体調がだいぶ回復した私でしたが、朝起きてショッキングな出来事が!なんと、ジェイクの声が出なくなっているのです!どうやら、ジェイクも風邪をひき始めている様子。「体はダイジョウブなんだけど、喉がチョット…」と、今にも消えてしまいそうな声で話しています。ありゃりゃ、こりゃヒドい。当初は、ポートランドへ行く途中に幾つか訪れる場所があったのですが、予定を変更。大事をとって、このままポートランドのホテルへ直行することにしたのです。

約3時間のドライヴを経てポートランドへ到着。が、外も雨でどんよりしているし、車の中は風邪気味が数名いるため、なんだか暗〜い雰囲気…。うぅん、何か明るい話題はないかなぁ…と、早速K女史「ホール・フーズ行こうか!」すると、「はい!」とジェイク、車の後部座席で満面の笑みを浮かべています。こういう時にホール・フーズって、温かくて明るくて、まるで生きる恵みを与えてくれる聖地にいるかのような気分にさせるのですよね(って、私だけか…。笑)。ここでジェイクは、スープと、喉によく効くからと粉末状のカイエン・ペッパー(赤とうがらしを乾燥させたもの)を調達しました。この後は、ホテルへ向かい、明日へ備えて体を休ませます。

翌日。寒いし。何だか、寂しくなるなぁ、ポートランド。今日も雨です。

午後5時のサウンド・チェックに間に合うように、午後4時半にホテルを出発。「ダイブイイヨー」とジェイクにも声と笑顔が戻っていました。

今夜の会場Aladdin Theaterは去年も訪れた場所。何の変化もない会場に、見覚えのある顔のスタッフ達。そしてなんと、オープニング・アクトも同じMarcus Eatonだと言うではないですか!? まさに1年前にタイム・スリップしたような感覚になります。

ドア・オープンと同時に、K女史と私はCD販売を開始。すると早速、顔なじみの観客の姿が。去年と同様に、新しいウクレレを買ったからジェイクにまたサインをして欲しい。そしてどれだけジェイクの音楽を愛しているのか話し続けるアロハ・シャツを着たおじさん。さらには、「去年はまだこの子、お腹の中にいてコンサート中ずっと私のお腹を蹴り飛ばしていたのよ」と赤ちゃんを抱えてやって来た女性。どの人も、「ウエルカム・バーック」とジェイクを出迎えてくれました。

コンサートも盛り上がったようで、会場の中からは観客の大歓声が聞こえます。そして共に続く爆笑の渦。一体どんなことで盛り上がっているのか、会場外にいた私には分かりませんでしたが、とても楽しいコンサートだったようです。

明日は、サンディエゴへ向かいます! ここよりは少し温かい事を祈って…。






オープニングを飾ってくれたのは、去年と同じシンガーソングライターMarcus Eatonです!(左から:照明の方、ジェイク、マーカスそしてマーカスの彼女)
オープニングを飾ってくれたのは、去年と同じシンガーソングライターMarcus Eatonです!(左から:照明の方、ジェイク、マーカスそしてマーカスの彼女)
約600人を収容する会場。とても良いサウンドが響きます。
約600人を収容する会場。とても良いサウンドが響きます。
壁に貼られていたポスター。...でもちょっと古すぎ。
壁に貼られていたポスター。...でもちょっと古すぎ。

ついでに。他のハワイ出身のアーティストもこの会場へ来るようです!
ついでに。他のハワイ出身のアーティストもこの会場へ来るようです!
ウエルカム・バッグ!と迎えられた、とても心温まるコンサートでした。
ウエルカム・バッグ!と迎えられた、とても心温まるコンサートでした。


2008年02月07日
脱“新米”宣言! J美のアメリカ大陸東奔西走
1年ぶりのシアトルです

ホール・フーズ・マーケットで食材を買い込みます
ホール・フーズ・マーケットで食材を買い込みます
日本時間2日の午後5時。「時差の関係で、シアトルに着いたらまた2日の朝が始まる。飛行機で睡眠を取らないと、体がもたないなぁ…」そんなことを思いながら約8時間のシアトルへの旅に出ます。成田空港ではホノルルへ向かうミッチに別れをつげ、今回の西海岸へはジェイク、K女史そして私、J美の3人で向かいます。

シアトル・タコマ国際空港に着くと空気は日本と同じくらい冷たく、天気も冬のシアトルには珍しく、カラッと晴れています。遠くに見える雪に覆われた山々の風景が新鮮に見えます。日本では、少しの積雪があったと聞きました。日本にいる時にあれだけ「今夜こそ絶対に雪は降る!」と言って一度も降らなかったのに、ジェイクが離れた途端降るなんて、やっぱりジェイクは晴れ男なのでしょうかね。

これまでに何度もシアトルを訪れているジェイク。自身のコンサートとしてはもちろんのこと、これまでにこの街最大のミュージック・フェスティバル、バンブーシュートに参加したこともありました。去年までは、ダウンタウンにあるTriple Doorで演奏をしていましたが、今年は初めてのDimitriou’s Jazz Alleyで、一晩2回のショウを行ないます。

といっても、月曜日に行なわれるショウまではあと2日あります。それまでは、会場が用意してくれたコンドミニアムに泊まりながら、少しの間のバケーションです 。

今夜は、ホールフーズで3日分の食材を買い込み、なんとジェイクが手料理をしてくれるとのこと。どんな料理が出て来るのでしょうか?とても楽しみです!!
「何か手伝おうかぁ?」と聞いても、「ダイジョウブ!座ってて!」とキッチンから追い出されてしまいます。一体どんなディナーがでてくるのかしら??
「何か手伝おうかぁ?」と聞いても、「ダイジョウブ!座ってて!」とキッチンから追い出されてしまいます。一体どんなディナーがでてくるのかしら??
ジャジャ〜ン!今夜は、ケールサラダに、サーモン焼き、お芋を蒸かしたものに、キンワ(粟やひえに似た穀物)にマッシュルームそしてオリーブ。全てオーガニックのもの。味もサイコーにおいしかったですよ!
ジャジャ〜ン!今夜は、ケールサラダに、サーモン焼き、お芋を蒸かしたものに、キンワ(粟やひえに似た穀物)にマッシュルームそしてオリーブ。全てオーガニックのもの。味もサイコーにおいしかったですよ!
部屋にあるピアノでアレンジを始めるジェイク。
部屋にあるピアノでアレンジを始めるジェイク。


2007年11月11日
脱“新米”宣言! J美のアメリカ大陸東奔西走
インターネットを求めて三千里!?

今夜の会場はオペラ・ハウスなり。
今夜の会場はオペラ・ハウスなり。
11月9日(金)。アメリカ本土ツアーで一番困るのが、田舎町のホテルに泊まるとインターネットのアクセスが全くない事。レポートをアップしようにも、メールをチェックしようにもネットが出来ないのではどうにもなりません。昨晩泊まったホテルもそのうちの一つで、しびれを切らした私達は次のホテルに望みを託して、早めにホテルをチェック・アウトすることにしたのです。

朝9時にホテルを出発し、カリフォルニアのナパ・ヴァレーへは車で約4時間、真っすぐ続くハイウェイをひたすらインターネットを求めて(笑)北に向かいます。ジェイクは車のバックシートで目を閉じたまま、目的地まで一度も起きる事はありませんでした。ナパにあるホテルに着いたのは午後1時、まだ予定より早いチェック・イン時間(だいたいアメリカのホテルのチェック・イン時間は午後3時)と分かりながら、祈る気持ちでフロント・デスクへ向かいます。すると、午後4時までチェック・インできない事が判明!「うそでしょぉ〜!? まだ3時間近くあるじゃぁ〜ん!」とK女史とJ美。昨日もメール・チェックできなかったし、これじゃ仕事にならないと、私達は近くのスターバックスで残りの時間を過ごす事になったのでした...。でも、たまたま向かったスターバックスの隣にはナチュラル・フードのお店があり、ジェイクにとってはラッキーな結果となったみたいですけどね(笑)。

その日のサウンド・チェックは午後5時から。Napa Valley Opera Houseと呼ばれるその会場は、約500人を収容する小さなオペラ・ハウス。ステージと観客席が近い距離にあり、ジェイクも好むスタイルです。それはどこか京都にあるArt Complexを思い出すような建物でした。さすが、オペラ・ハウスというだけあって、サウンドもしっかりしているのですが、正直エコーがかかりすぎてウクレレの音が軽く聞こえてしまうと思ったのは私だけでしょうか。しかし、クラシック曲である「アヴェ・マリア」が今まで聴いた事のないくらいに美しく聴こえたのは確かです。

今夜は珍しく、1セットの中にブレイクを挟む演奏スタイル。2階に観客席があり、1階にはバー・カウンター、その隣で私達はCDを売っています。前半戦が終わり、休憩時間になると2階から人が降りて来ます。「Wow! That was AWESOME(すばらしかったぁ)!! 」と叫びながら降りて来る人。そして、CDやTシャツを求める人の長蛇の列。その中にいたある女性は、ミュージック・セラピストらしく、全CDを既に持っていて、各アルバムの感想を文句ナシの表現力で語ってくれます。そして、昔ハワイに住んでいた白人のおばちゃんは、3年前にホノルルにあるChai’sで当時演奏していたジェイクに出会って以来の大ファンだと、しきりに私に話しかけて来ます。とてもうれしいのですが、あまりのお客さんの興奮ぶりに圧倒されてしまったJ美なのでした...。

今日も大・大・大・成功のコンサート! 会場スタッフの方に「来てくれてありがとう!カム・バック・アゲイン!」と大きなハグをされて会場を後にします。とても心温まる気持ちにさせてくれたこのナパの町が大好きになった私達でした。

今夜のコンサートでJ美は、ジェイクとK女史と別れ一足先にハワイへ戻り、ジェイク帰国後の準備に取りかかります。ここからは、K女史にレポートをお願いしたいと思います。

K女史、どうぞよろしくお願いしまーす!




道中喰っちゃ寝の旅。
道中喰っちゃ寝の旅。
「日本人の女の子が写真を撮る時のマネ〜」とおちゃらけるジェイク。
「日本人の女の子が写真を撮る時のマネ〜」とおちゃらけるジェイク。
それはそれは、美しいアヴェ・マリアでした。
それはそれは、美しいアヴェ・マリアでした。


2007年11月11日
脱“新米”宣言! J美のアメリカ大陸東奔西走
Crazy G. 旋風カジノの町で巻き起こる!!

あ〜あ〜やめりゃいいのに...。
あ〜あ〜やめりゃいいのに...。
約1年前にK女史が書いたネヴァダ州クリスタル・ベイ・カジノ・ホテルでの、「こんな所で演奏するのぉぉぉおお??」のレポートを、当時入社したばかりの私は、ホノルルのオフィスで笑いながら読んでいました。そして今、私はサンフランシスコから車で約4時間かけて、その“マジで〜!?”の場所にやってきました。

なんともユニークなこの建物。ホテル、カジノ、ライヴ・ステージが一体化されているのです。ジェイクが演奏をするステージ近くでは、スロットマシーンがクルクルと回り、ターンテーブルをギャンブラー達が囲んでいます。なんともおもしろおかしいこの光景。K女史の「まじでぇぇぇえ!?」の声が聞こえて来るようです。しかし、このステージのサウンドはジェイクも絶賛するほどのすばらしいもの。それに加えて、最近購入したばかりのD.I.(ダイレクト・インジェクション・ボックス:ステージで使用している機材のひとつ)は更に音をジェイクの求めていたものにしてくれます。いつもなら30分にも及ぶサウンド・チェックも、今日はたったの10分で終わってしまいました。

午後8時。会場には、次々にお客さんが入って来ます。どうやら今夜はリピーターが多いよう。K女史がCD販売テーブルに立ち寄る来場者の中に見覚えのある顔を多く見かけたと言っていました。さらに、前回と同様、ウォーク・インの人達(飛び入り客:ジェイクの演奏を少し聴いて、その場でチケットを購入した人のこと)がゾロゾロと会場内へと入って行きます。ウォーク・インの中は、本来ギャンブル目的で来たのに、フロア中に響き渡るジェイクのウクレレ・サウンドを聞いて、「何事だ!?」と驚いた表情で会場内を覗き込み、慌ててチケットを購入した人がほとんど。他にも会場内に入らないまでも、私達の後ろで「誰だ、あいつ?」「すげーな!」という話声が飛び交っています。

アメリカでは、11月6日にジェイクが音楽を担当した日本映画『Hula Girls』のDVDが発売されたこともあり、昨日のYoshi’sではディストリビュート会社(レコード会社から委託をされているCD/DVDの卸売業者)が特別にDVDを販売しました。その時にいただいた巨大ポスターを今夜もCD販売テーブルに貼り、私達もアメリカ版サウンドトラック『Hula Girls』をアピールします。ところが、その必要もない位多くの人がこの映画を既に知っており、さらにはサンフランシスコで行なわれた国際映画祭で観たと言うのです。アメリカ本土での知名度に驚きを隠せないJ美なのでした。いつかメジャーな映画館で公開される日が来るのも夢じゃないんじゃないか!?なんて思ったりしてね。

今夜のアンコールでは、「Crazy G」を演奏します。日本公演ではお馴染みのこの曲ですが、まだアメリカ本土では、サビを弾く度に、観客が『FASTER(もっと速く)!!!』とかけ声を掛ける事が日本ほど浸透していません。K女史が観客に混じり、大きな声で『FASTEEEEEEERRRRR!!!!』と叫びます。すると、周りの人もつられて『FAAAASSTTEEEEEEEEERRRRRRRRRR!!!』そして、最後には建物が振動するんじゃないかっていう位のかけ声が響き渡ります。私達は思わず「やったぁ!」。こうやって地道に「Crazy G」旋風を巻き起こして、いつか世界中どこへいってもこのかけ声が起こるようにできますように、と願うのでした。

コンサート後、販売物を片付け終わり、辺りを見回すとジェイクの姿がありません。「まさか!?」と思ったら、スロット・マシーンに向かって「やったぁ〜40ドル勝った!」と叫んでいるではないですか...。「一体、初めに何ドル使ったの?」と聞くと、「100ドル使ったんだ。よーし! もっと稼ぐぞ〜!」だって...。そして、勝ったお金40ドルが20ドルに、10ドルにそして、5分もしないうちにギャンブル終了―。「やっぱり始めからやるもんじゃないな」と、ジェイク。前回に続いて、連敗に終わるのでした。

明日は、カリフォルニア州に戻り、ワインで有名なナパ・ヴァレーに向かいます。お楽しみに!

続く。
なんとも派手な看板です
なんとも派手な看板です
ステージの周りにはスロットマシーンが並んでいるユニークな会場。
ステージの周りにはスロットマシーンが並んでいるユニークな会場。
移動中のジェイク。「やめられな〜い!」とチップスを食べ続けていました。
移動中のジェイク。「やめられな〜い!」とチップスを食べ続けていました。


2007年11月10日
脱“新米”宣言! J美のアメリカ大陸東奔西走
“ナチュラル”な音に終始笑顔

ハッピー笑顔でダンスを披露をするジェイク...ですが...
ハッピー笑顔でダンスを披露をするジェイク...ですが...
11月7日(水)。「さっぶ〜い!」今朝は7時にホテルを出発し、地元ラジオ局KFOGを訪れます。ここは、今年9月にサンフランシスコを訪れた時にも立ち寄った場所。「ウェルカム・バック!」とジェイクにとってはお馴染みのスタッフが、出迎えてくれます。高層ビルの10階にあるこのスタジオから見える景色は、なんと霧で真っ白! さすが、“霧の街”、サンフランシスコ(以下SF)。午後にどんなに晴れても、朝は必ず霧が出るんだよね。

今日のスケジュールは午後の2時までフリータイム。K女史はお仕事、ジェイクはSFに住む友達に会いに行くというので、私は、仕事に必要な小物の買い物がてら、SFの街を散策に出る事に。そう言えば、この街にはジャパン・タウンがあるといいます。チャイナ・タウンや、コリアン・タウンは聞いた事あるけど、ジャパン・タウンなんて、一体どんな場所なのかとフラっと立ち寄ってみることに。すると、さっそく小さなハワイアン商品を売っている店を発見。「日本町にあるハワイアン・ショップなんて、どんな物が売られているんだろう?」と、興味本意で中に入ってみると、いかにもハワイ出身と分かる体の大きなお兄さんが、何やらアジア系の女性客と話しています。「今日、オークランドでジェイク・シマブクロのコンサートあるのよ。私行ってこようと思うの。あなたは?」「僕も行きたいのだけど仕事がさ…」と。あまりの偶然にびっくりしたけど、最近こう、どこからともなくジェイクの名前を聞く事がよくあるなと思うのです。

今夜の演奏会場はSFの隣街オークランドにある、Yoshi’sで午後8時と10時から2セット行なわれます。会場へ向かう時から、ニコニコと何やらうれしそうな笑顔のジェイク。「不気味〜! 何なの?!」なんて、K女史とからかっていましたが、話を聞いてみると、それもそのはずです。自分の誕生日に手に入れた新しいD.I.(ダイレクト・インジェクション・ボックス:ステージせ使用している機材のひとつ)を今夜初めて使うのが、楽しみで仕方ないというのです。「いい音が出るぞ〜!」と自信満々のジェイクの横で、「予備を持って来た方がよかったんじゃないの?」と心配そうなK女史。「ダイジョウブ!」と言い張るジェイク。サウンド・チェックを始め、ウクレレにケーブルを繋いだ瞬間、一瞬ジェイクの顔が真剣になります...。「うぅん...?」そして、その後に見せたとてもうれしそうな表情。ウクレレの音が“ナチュラル”になったと言って大満足でした。彼は、本当にどこまでも“ナチュラル”なんだなぁ、なんて思ったりして(笑)。

そして、会場は2セットとも、完全ソールドアウト! ジェイクの名前がアナウンスされると、悲鳴とも聞こえる叫びが聞こえます。そして、1曲が終わるごとにわれんばかりの拍手と、歓声。最後は全員スタンディング・オヴェイションで幕を下ろしました。新商品であるエコバッグも大好評で初日に売り切れてしまい、ハワイから急遽追加で送る事に! スタートは絶好調! 今年最後のアメリカ本土ツアー、これからどんなツアーになるのかとても楽しみです!

明日は、ネバダ州はクリスタル・ベイからのレポートです。
続くー。

Set Lists:

1. Let's Dance
2. Dragon
3. In My Life
4. Going to Califronia
5. Time After Time
6. Sakura
7. Me & Shirley T.
8. Wes On For
9. Touch
10. Spain
11.While My Guitar Gently Weeps
12. 3rd Stream
SFにて2度目のWhole Foods来店でーす。
SFにて2度目のWhole Foods来店でーす。
外は真っ白な霧景色...なのにジェイクは真っ白なTシャツ姿。さぶっ!
外は真っ白な霧景色...なのにジェイクは真っ白なTシャツ姿。さぶっ!
新しいDIの音を確かめるジェイク。
新しいDIの音を確かめるジェイク。


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