ジェイク、US Jklub メンバーのAndy、とその友達。来てくれてありがとー!
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6月28日@マウイ島パイア
「グットモーニング!こちらはマウイ・ハイウェイ・インフォメーション・ホットラインです。森林火災につきましての道路・交通情報は“2”のボタンを押して下さい…。」
やったぁ!道路は開通しています!正直僕たちは今夜のショーには遅れてしまうだろうと予測していましたが、道路はすでに開通しているという事で、今夜の開演時間には間に合いそうです!昨日のヘリコプターからの眺めでは実際の木々が燃えている事ははっきりと分かりませんでしたが、会場へ向かう道路を走っている僕たちの目には今はっきりとその模様が分かります。というのも、僕たちが運転をしている地域は未だ火災の恐れがある“危険地帯”なのです。
火災の激しい現場から約4マイル離れた僕たちがいる場所は、なんだかキャンプファイヤーをしているかのような木々の燃えるいい臭いがします。道路両脇の木々はまだ青々しいのに少し離れた山の頂上付近を見るともくもくと煙が立ち上っているのが分かります。4マイルほど車を走らせると、なんだか火事の煙で空気は重く感じ、まるで僕たちの鼻はキャンプファイヤーの中に入ってしまっているかのように息苦しく感じます。
僕たちはまだ火がくすぶっている木々の間を約2マイルほど運転しなくてはなりません。両道路脇の木々は真っ黒こげ状態。それはまるでゆっくりと流れる溶岩を見ているかのようでした。民家4棟が火災に巻き込まれ炎上したといいます。僕たちは避難住民のために建てられた仮設シェルターで不安そうにしている家族を見かけました。
念のため早くホテルを出発したということもあり、予定よりも早くパイナの町へ着きました。僕たちはアロハ・アイランド・シェイブ・アイスに立ち寄り昨日食べる事の出来なかったプレート・ランチを頼みます。カルア・ポークにショーユ・チキンにほくほくご飯、キムチ、そしてコーンが入ったとてもおいしいプレート・ランチです。
今夜の演奏場所であるチャーリーズは、2005年の“ベスト・ブレックファースト”に輝いたレストラン、木曜夜にはMarty Dreadによるレゲイコンサート、そしてWillie Nelsonが選んだマウイ・ロコに大人気のスポットとして有名です。チャーリーズこそロコ中のロコの集まり場所。ドリンクもディナーも豊富な品揃えで、白髪白ひげの“サンタ・ボブ”が入り口で出迎えてくれます。
会場オープンする午後7時にはすでに長い入場ラインができていました。
15フィート(約4メートル)もあるギターの飾り物の隣で僕は商品販売の準備をします。(本当に巨大なギターなんだよ!ローブでできている弦はきっとチューニングされてないだろうけどね!笑!)
今夜の観客の中には、顔なじみのメンバーがいました。マナオ・ラジオからのKathy Collins、JklubメンバーのAndy、それから今年1月に行われたMaui Arts & Cultural Centerにも来て頂いたファンの子達が揃います。
会場は満員の大賑わい、みんな楽しんでいるよう。そこへジェイクがステージに上がり、勢いのついた『While My Guitar Gently Weeps』のイントロから始めます。ジェイクのエネルギーは会場全体に伝わり、その勢いは会場の屋根を突き破ってしまいそうなくらい!『Orange World』『Crosscurrent』『Me & Shirley T』のイントロもまるで音が張り裂けてしまうかのような勢いがあります。そして、バラード曲の『Ave Maria』『Ice Cream』『Blue Roses Falling』さえもいつもより力強く感じます。
2曲のハナ・ホウを終え、約1時間にもなったサイン会、そしてまだ約20分間ホテルまでドライブをしなくてはなりません。ジェイクはちょっと疲れきっている様子。そして、僕たちはまたあの“危険地帯”を車で走ります。
と、そこで、ジェイクが「わっー、山の上の方を見てよ。まだ火が燃えてるよ。すげぇー...。」と言います。僕は運転中ということもあってその状況をはっきりと見る事ができません。でも、なんとなくオレンジ色に光る何かを横目に見たのですが...。
が、数分後、「あれ?待った。なーんだ、あの光はただの民家の明かりだ!」とジェイク。
森林火災はようやく鎮火したとのこと。僕たちは明日早起きをして空港へ向かう心配は無くなったのでした。
あーこれでゆっくりと眠れる。
オヤスミナサーイ...。