只今10日午後4時を少しまわったところ。ジェイクが無事にマラソンを完走してから、約6時間が経ちました。何だか、今朝のことがまるで遠い昔のことのように感じます。私、これだけ誰かを長く長ーく待った事はありません。5時間24分が何時間にも何日にも感じた日でした。
今日は待ちに待った、ホノルル・マラソン本番の日。ジェイクのマネージャーK女史と私、J美は、午前5時にスタートをするジェイクを見とどけるために、ワード・センター近くにあるエリート・テントへ向かいます。まだまだ夜が明けるのもほど遠い午前3時。まだ眠っている頭を熱いコーヒーで目覚めさせての出発です。
向かう途中、すでにマラソン・コース付近は徹底して道路規制がされ、私たちもスタート地点へ向かうのに、車をかなり離れた場所にに止め、歩かなくてはなりません。道路は警備にあたる警察官やこれからレースに向かう選手の車で、何だか騒々しい。徹底された警備だけあって、このイヴェントの規模の大きさを感じます。
私たちもようやく車を止め、スタート地点のあるエリート・テントへ向かいますが、そこまでにたどり着くのに、人、人、人、人だらけ! K女史と私、見渡す限り人の光景に「すごいねー!」が止まりません。どこからこんなに人がやってきたのか!?っていうほどの人の数!! 今年はマラソン史上3番目に参加者の多い、2万7千人が参加すると聞いています。そしてその中でも日本からの参加者がなんと1万6千人! このホノルル・マラソンが日本人にとって、どれだけ人気のあるイヴェントかということが伺えますよね。
その2万7千人の中の一人がジェイク。ゼッケン29番を付けて完走を目指します! なぜジェイクが29番を選んだのかと言えば…。今年30歳になったジェイクはこのマラソン参加を期に20代にサヨナラをし、新しい30代をスタートさせるための節目の記念番号として選びました。マラソンを完走したその時、本当の30歳になるのだという思いが込められた番号なのです。
朝、ジェイクの元へ向かっている途中、実は私、「昨日緊張して寝られなかった」と、きっと眠そうなジェイクがいるのではないかなあ…とちょっと心配していたのです。しかし、ジェイクをテント下で見かけた時、「やるしかない!」と心決めた表情と言いましょうか、緊張感のある表情と言いましょうか、気の引き締まったとてもいい顔をしていたのです。体調は万全! 天気も良好! 「出だしはダイジョウブだ!」って確信したのです。後はレース中に突然のアクシデントなどが起こらないよう、それだけを祈って…。
スタート直前のテレビ・インタビューを終え、いよいよ時計は午前5時を指します。チーム・ジェイクは先頭集団よりちょっとさがった位置をスタート地点とし、花火があがった合図と共に一斉にスタートです。距離にしても、人の列にしても長ーい長ーいレースが、今スタートしました。みなさんに、スタートを切った瞬間のジェイクの写真をお届けしたかったのですが、あまりの人の数と勢いに押されて、J美、チーム・ジェイクを見失ってしまったのです。ごめんなさい! でも、フィニッシュはきっちりとカメラに収めたので、お届けしますから、楽しみにしていてくださいね!
ここで私たちはチーム・ジェイクとしばしのお別れ。26.2マイル(42.195Km)という本当に長ーいジャーニーに出発してしまった彼らの後ろ姿を(見事に見失ったけど...)見つめながら、予定では1時間後のワイキキで再会することを祈って私たちは早めに移動を開始するのでした。チーム・ジェイクー、がんばれー!!
続く。